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チェコ少年合唱団“ボニ・プエリ”チェコ少年合唱団“ボニ・プエリ”はチェコの東ボヘミア地方の中心都市フラデツ・クラロヴェを本拠地とする少年合唱団。 1982年同地方で初めての少年合唱団として、人々の期待をうけて設立された。指揮者は、パヴェル・ホラーク、ヤクブ・マルチネク。 合唱団には4歳から23歳までの青少年約350名が所属していて、編成は変声期前の少年がソプラノ、アルト、20歳前後の青年がテノール、バスを受けもち、清らかな少年の声と合わせ、青年による低音部が加わることにより、重厚で厚みのある音楽を創りだしている。 ヨーロッパを中心に海外から数多く招かれ、コンサートツアーと共にプラハの春をはじめとした多くの国際フェスティバルにも出演。オペラへの出演も行い、ミュンヘン、ベルリン等においてホセ・カレーラスなどとも共演。チェコの現代作曲家からもその作品の初演依頼を数多く受け、万国博覧会などにも出演。 2000年12月初来日。その表現力、音楽性に高い評価を受け、同時に、ハンス・クラーサ作曲の子どもたちのオペラ「ブルンジバール」の日本初演を果たし、マスコミでも大きく取り上げられた。 また、このオペラに取り組む様子と日本初演がテレビ番組でもとりあげられ、初来日ながら各方面に多くの注目を浴びた。その後2002年、2005年に来日し、今回は4度目の来日。 CDも既に20枚以上リリースしており、2003年カンヌ・クラシカル賞受賞。2002年スプラフォンプラチナ賞受賞。2005年秋にはキングレコードより2枚のCDをリリース。 チェコ文化賞、チェコ音楽財団、フラデツ・クラロヴェ市などから表彰を受ける。
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